2008年の学習指導要領の改訂で,ボールゲームの学習内容が「型ゲーム」として示された。これはTeaching Games for Understanding (TGfU)の考え方に大きな影響を受けていると考えられる。日本でもTGfUに注目が集まる中,TGfUから派生した代表的なアプローチとして,Game Senseがあげられる。ワークショップでは講師にGame Sense研究の第一人者でもあるRichard Light 博士を迎え,体育授業への援用を学び,大熊誠二,神谷潤は,その考えを援用したボールゲームの授業を提案した。